このページではお客様からご質問の多いアルパのチューニングについてご説明いたします。
弦楽器ではギターにしろヴァイオリンにしろ演奏の前にはチューニングが必要です。
絶対音感をお持ちの方はご自分の感覚でチューニングをすることができますが、ほとんどの方はピアノまたはチューニングメーターに頼らなければなりません。

 まずはアルパの弦の設定についてご説明いたします。
アルパは通常青、赤、透明(以後白と表示) 3色の弦で構成されています。
お持ちのアルパにより異なりますが最高音(一番短い弦)をドに設定したと仮定して進めていきます。
この場合アルパを弾く体勢で最高音は自分に最も近い位置にあります。
アルパではを青色に設定していますのでこの最高音は青色です。赤色はファに設定されています。
ここでいうファはピアノまたはチューニングメーターでチューニングするときの標準の音名です。
アルパでの音名と比較してみます。

アルパでの音名 ファ
ピアノでの音名 ファ シ♭

 この表を見て音楽の知識がある方はおわかりのことと思いますが、ピアノの音名に対応するファから音階が始まります。ということはアルパはキーがFでチューニングされているということです。
アルパでは上の表のピアノの音名を使って弦をチューニングする必要があります。
正しいチューニングは演奏の基本です。アルパでは大きく音がずれることはありませんが、練習、演奏前には必ずチューニングを行うことをお勧めいたします。